四月の展示から1

春の織塾展「紹」中国少数民族染織展の準備もだいぶ進んできました。
織塾では旧塾長武藤和夫氏の方針で展示会タイトルを糸偏の漢字1文字で現わしてきました。
今回の糸偏漢字は「紹」。
久々の海外資料中心の展示ということもあり、中国少数民族の染織品を紹介するということでもあるのですが、
「紹」にはもともと「ひきつぐ、うけつぐ」という意味があるということで、織塾を続けていくということと、染織資料も受け継ぎ保存紹介していくということで、今回の展示会のタイトルにふさわしいのではないかと考えました。
写真は中国貴州省にくらすトン族の衣装の背面です。背中全面に渦巻きの刺繍が施されています。
刺繍のデザイン、パッチワークの配色の妙、小さい衣装ですがぜひ実物をご覧ください。
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