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「経」展はじまりました。

P4290036_convert_20110429202605.jpg今日から「経」-経糸に染められたあこがれー解し絣銘仙展 が始まりました。結局179点のほぐし絣銘仙を展示することになってしまい、銘仙に取り囲まれるような状態です。午後2時からは「解し絣のできるまで」と題して1998年に見学にいった捺染工場のスライドを見ながら捺染工程の解説が行われました。昨日「桐生タイムス」紙上にカラーで紹介されたからでしょうか、なんと100人以上の方がご来場くださいました。お話会中で座敷に上がれず、ちゃんの見られなかった方々申し訳ありませんでした。P4290034_convert_20110429202326.jpg人気投票も数が多くて迷われた方も多いようです。楽しかったといってくださる方々もいて、ありがたいです。
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展示進めています。

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大失敗だぁ!

解し織りつけ
秩父ほぐし絣銘仙を織り始めました。春の織塾企画展「経」で実演するため、15日には手織り機を座敷に移動しました。小幅の手織り機とはいえ、障子を外し、小物をどかし、5人で持ち上げたり、斜めにしたり、悪戦苦闘の末、座敷の中心にすえつけました。かつては当主の居間だった座敷の中心で銘仙を織ることになるとは、ちょっと複雑な心境です。が!そううまくいきません。
せっかくお預けいただいた解しの経糸に一工夫しようと銀糸を割り込みました。ランダムに割り込んだ純銀の棒銀糸は経糸の状態ではとてもいい感じでした。割り込み、引っ込みにもそれなりに苦労しました。
緯糸に紺の玉糸を入れるとたちまちレトロな銘仙テイストに、なんか懐かしい!これって銘仙じゃないか!!次に藤色の引きそろえた絹糸を緯打ちすると、これもまた少しテラテラした感じの銘仙テイストぉぉ!
ところが。銀糸が固く、バリバリに!これじゃ台無しだよ!物理的に痛いし。
せっかくの秩父銘仙が私の思い付き台無しになってしましました。
くやしー。
展示までには逆転を狙いたいです。
写真上部は経糸のみ、中央部藤色の絹糸の緯糸、下部は紺の玉糸を緯糸に使っています。
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Author:桐生織塾
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