涼を呼ぶ絞り

暑いですね。
「梅田は涼しいでしょう」とよく言われますが、おんなじです。とても暑いです。
織塾は冷房設備もありません。というか冷房しようが無いというのが本当のところですが・・
敷地内に水車のために引き入れた水路の水音が涼を呼んでいたのですが、雨が少ないためか、引き込んでいる川の水量が減り、すっかり干上がってしまいました。これがまた暑苦しい。実際に水が枯れて乾いた石やコンクリートが熱を持ち、暑さに拍車をかけているのは間違いないようなきがします。
とはいえ開け放った座敷に時折吹き抜ける風は格別です。梅田の山々とそこからわいて出たような入道雲と夏空も美しいです。
そういうわけで暑い夏には見た目にも涼しい絞り染めの資料を展示いたしました。
玄関には新井巧一氏の藍絞り浴衣、インドのターバン、

座敷にもインドやアフリカ、インドネシア、日本の絞り染め布を展示いたしました。
涼風になびく色鮮やかな絞り布。8月の旧盆位まで展示いたします。
スポンサーサイト